現在、日本は世界で最も急速に高齢化が進行し、“老い”の問題に一人一人が直面する超高齢化社会が到来しています。そんな中、特に最近になって注目を集めているのが「アンチエイジング」です。アンチエイジングに関する科学的な研究は、近年目覚しい進歩を遂げており、多くの方の関心も高まっています。
また、メディアでも様々なアンチエイジングに役立つといわれる情報や商品が紹介されています。しかしその効果や信憑性、安全性に不安や疑問を感じることはないでしょうか。
このコースでは、そのようなアンチエイジングに関する知識や読み解き方を中心に、健康と美容に関する基礎を学んでいただくコースです。
あなた自身やご家族が、いつまでも若々しく健康に歳を重ねていくための知識を改めて体系的に学び、生活に役立つアンチエイジングについてともに考えていきましょう!
アンチエイジング検定 概要
日経ヘルス、日経ヘルス プルミエが主催する健康美容情報認定講座 『アンチエイジング検定 健康美容ジュニア・コミュニケーターコース』(全5講義、計5時間/1講義1時間)を受講し、検定試験に合格すると、「健康美容ジュニア・コミュニケーター」として認定されます。
ジュニアコースでは、アンチエイジングの観点から健康・美容の基本知識を学びます。メディアなど身の回りを取り巻く様々なアンチエイジング関連情報の中から、正しい情報を取捨選択して判断・行動するために必要なポイントを習得し、“考える習慣”を身に付けます。さらには、自分に合った商品・サービスを適切に選択する力につなげていくことで、日々の生活でのアンチエイジングに役立てることを目指します。
講義内容の紹介
正しいアンチエイジングの知識を学ぶ『アンチエイジング検定 健康美容ジュニア・コミュニケーターコース』の講義内容の一部をご紹介しましょう。
人は誰しも、年をとりますが、実年齢よりも若く見える人もいれば逆の人もいます。それは単なる“見た目”の違いだけではなく、寿命にも関わっているかもしれないということが、双子を対象に行った最近の追跡調査で明らかになりました。 同じような遺伝的背景を持つにも関わらず、その後の生活や環境の変化によって生じた見た目の違いが寿命のバロメーターになっている、というわけです。 つまり、年齢よりも老けて見えるということは、体内でも、老化やそれに伴う病気が進んでいる証かもしれないのです。いつまでも若々しくはつらつとした表情を保っていられる毎日を送るには何が必要なのでしょうか?
最近の研究で人間の老化には長寿遺伝子Sirt1 (サーチュインワン)が深く関係していることがわかってきました。この長寿遺伝子Sirt1 は若返りスイッチともいわれ、これがオンになると老化が進みにくくなることが知られています。
では、どうすれば、このスイッチをオンにきるのでしょうか?
有力な対策の一つがカロリー制限です。
米ウィスコンシン大学のグループが2009年に米科学誌の『Science』に発表した研究に載った、「カロリー制限を続けたサル」と「普通の食事を続けたサル」の写真は、大きな話題を呼びました。ひと目で分かるほど、見た目年齢に歴然とした差がついていたからです。
また、ウオーキングなどの息が切れない程度の有酸素運動を継続することでも長寿遺伝子のスイッチがオンになることがわかってきました。
最近ブームになった赤ワインに含まれるレスベラトロールのように食品中に含まれる特定成分にも長寿遺伝子を活性化する働きが続々と見つかっています。
本講座では、こうした最近の研究、データに基づき、アンチエイジングに役立つ生活スタイル、食材・食生活とはどのようなものなのか、皆さんと一緒に考えていきます。
女性の美肌に今や定番となったコラーゲン。
「夕べコラーゲン鍋をしたから、今日はお肌プリプリよ!」
というような会話を良く耳にしますが、一方で、「食べたコラーゲンは、消化され、アミノ酸として吸収されるだけだから、それは錯覚」という声も聞こえてきます。
さらには「いや、コラーゲンとコラーゲン・ペプチドは違うんだ」という声も・・・
一体、本当はどうなんでしょう?市販のコラーゲン・サプリ、ドリンク剤は、どれだけ効果があるのでしょうか?
コラーゲンだけではありません。ヒアルロン酸、エラスチン、セラミド等々、世の中には美肌成分といわれる美容素材がたくさん出回っていますが、こうした素材はどんな働きや効果を持っているのでしょうか?
本講座では、こうした皆さんの疑問にもしっかり答えていきます。
アンチエイジングと、とても関係が深いキーワードが「抗酸化」です。
抗酸化とは、老化の原因となる活性酸素を吸収、除去することであり、「錆びないカラダ」をつくるのに役立つといわれています。
抗酸化力のある食べ物で代表的なものとしては、野菜や果物、ポリフェノールなどを多く含む食品ですが、季節によって、抗酸化力に差があります。例えば、ほうれん草は、旬の時期とそうでない時期で、抗酸化力や栄養価でも大きな差があることがわかってきました。調理法によっても抗酸化力は変わってきます。
つまり、旬のものをおいしくいただくことが抗酸化力を高め、アンチエイジングにもつながるのです。講座では、季節毎の野菜の抗酸化力の推移や食品の抗酸化パワーをどのようにして効率良く暮らしに取り入れるか、その具体的な方法を学びます。
抗酸化に続いて、最近、大きく注目されているのが「抗糖化」です。「抗糖化」をうたったコスメやサプリも続々と登場していますね。
「糖化」とは、私たちの体内にあるタンパク質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したタンパク質が生成され、体内に蓄積してしまうことです。糖が肌のタンパク質、コラーゲンやエラスチンと結びつくと、たるみ、シミ、シワの原因になります。
そして、さらに「糖化」が進んでいくと、肌の老化だけでなく、糖尿病などの怖い病気につながることもあるのです。
抗酸化や抗糖化のメカニズムを知り、アンチエイジングな生活を送るための方法を学びます。
アンチエイジングをうたう化粧品、健康食品・サプリ、美容法などに関する情報が街には溢れかえっています。
でも、商品説明を見ても、それぞれの違いや効果がよくわかりません。日本では効能・効果の表示が薬事法等で規制されているので、商品説明を見てもわからないのです。結局、広告のキャッチフレーズやイメージキャラクターの好き嫌いで商品を選んでしまいます。
自分に合った、化粧品、美容法をもっとしっかりとした判断材料をもとに探したいと感じたことはありませんか?
本講座では、化粧品、健康食品・サプリ、美容法に関する基礎的な情報を学ぶとともに、コスメ・美容法に関する最新情報にアクセスする方法を習得することで、自分に最適なコスメ・美容法を見分ける力を養います。
健康美容ジュニア・コミュニケーターコース
<アンチエイジング検定>講師の方々
健康美容ジュニア・コミュニケーターコースでは、健康美容コミュニケーターを取得された方々に講師を担当していただいています。講師といっても、一方的に知識を伝えるのではなく、健康美容コミュニケーターの方々が、健康美容コミュニケーターコースを受けることによって得た自分自身の「気づき」を紹介していただき、共感のネットワークが広がっています。
これまで健康美容ジュニア・コミュニケーターコースの講師を担当した方々を紹介します。
(順不同、敬称略)
小林里香(こばやし・りか)
モデル/㈱KARIKA代表
英国認定オーラソーマプラクティショナー、健康美容コミュニケーター第4期卒
体育短期大学卒業後、雑誌、広告のモデルとして活躍。常に"美"を保つための努力を続ける中、心の健康と豊かさこそが、本当の美しさであることに気づき、心と身体のバランスの大切さを伝え、人々との触れ合いの機会を創りたいと(株)KARIKAを設立。
現在、アトリエにて色彩オーラソーマシステムを用いた内面へのアプローチと、自ら得た健康知識を織り交ぜたコンサルテーションを行っている。
横塚 美穂(よこづか・みほ)
料理研究家、AISO認定オリーブオイルソムリエ、JSA認定ソムリエ、健康美容コミュニケーター第1期卒
成城大学卒業後、ワインバー、レストランで経験を積み、2006年に日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。さらに2008年イタリアでイタリアオリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ資格取得。
現在は、ソムリエ、ワイン講師、イタリア文化会館でのオリーブオイルセミナー講師として活動する傍ら、雑誌、web、書籍などでレシピ提案など食の世界を中心に活動中。
現在、『お願いランキング』(テレビ朝日系列)にコメンテーターとしても出演中。
林恵子(はやし・けいこ)
大手飲料メーカー勤務、日本健康栄養食品協会 食品保健指導士、日本雑穀雑穀エキスパート、健康美容コミュニケーター第5期卒
音楽大学卒業後、TV番組制作会社を経て、大手飲料メーカーに入社。健康食品の営業、マーケティング及び 商品開発を担当し、ヒアルロン酸、ビール酵母、大麦など機能性健康食品などの製品化、マーケティング業務で手腕を発揮。現在は、洋酒及びワインのマーケティングを担当。
荒井英恵(あらい・はなえ)
健康雑誌 広告部門に勤務、フリーアナウンサー 健康美容コミュニケーター第6期卒
法政大学卒業後、NHK福島放送局、NHK放送センター東京アナウンス室にて、キャスターとして勤務。
現在は、健康雑誌の広告部門のスタッフとして勤務する傍ら、フリーのアナウンサーとして健康系のイベントやセミナーのMCとしても活躍。
健康美容ジュニア・コミュニケーターコース
<アンチエイジング検定>実施概要
主催 |
日経ヘルス/日経ヘルス プルミエ |
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運営事務局 |
株式会社テクノアソシエーツ | |
実施日 |
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会場 |
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受講料/検定料 |
59,850円(受講料:52,500円 検定料:7,350円/いずれも税込み) |
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お支払い方法 |
お申し込み後、ご請求通知を3営業日以内を目途にEメールにてお送りします。ご請求通知記載の期日までに、受講料を指定銀行口座にお振込みください。振込手数料はお客様のご負担になりますことを予めご了承ください。 |
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受検資格 |
本募集要項および注意事項のすべてにご承諾いただいた方 |
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定員 |
30名(先着順。定員になり次第受付を終了させて頂きます。) |
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お申込期間 |
第2期:2012年7月5日(木)まで |
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お申込 |
お申込みは、WEB フォームにて受け付けております。下記ボタンよりお申込みフォームへお進み下さい。 |
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注意事項 |
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補講プログラムは、健康美容コミュニケーターコース(全8科目、計12時間)のカリキュラムのうち、指定4科目で構成しています。
健康美容コミュニケーターコースの開催時に合わせて受講していただきます。
残りの指定外の4科目は、<アンチエイジング検定>の科目と内容が一部、重なります。受講は必須ではありませんが、任意で受講することができます。
健康美容コミュニケーター 補講プログラム募集要項
次回の補講プログラムは、健康美容コミュニケーターコース第8期にあわせて開催いたします。
指定4科目をご受講ください。
次回日程 |
2012年10月13日(土)9:30~17:00 |
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受講資格 |
健康美容ジュニア・コミュニケーターに認定されていること |
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修了試験 |
2012年11月10日(土) 10:30~12:00 |
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会場 |
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受講料/検定料 |
73,500円(税込) テキスト代、修了試験料含む |
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お支払い方法 |
お申し込み後、ご請求通知を3営業日以内を目途にEメールにてお送りします。 |
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修了規定 |
①指定4科目の受講 ②所定の課題提出 ③修了試験の合格 |
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定員 |
30名(先着順。定員になり次第受付を終了させて頂きます。) |
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お申込期間 |
2012年10月9日(火)まで |
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お申込 |
下記ボタンよりお申込みフォームへお進み下さい。 |
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注意事項 |
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健康美容コミュニケーターコース第8期時間割
- ・◎の科目が、指定4科目です。必ずご受講ください。
- ・○の科目は任意で受講できます。一部内容が<アンチエイジング検定>と重なります。
- ・修了試験の範囲に含まれますので、受講されない場合は、テキストにて各自、内容をご確認ください。
- ・10月11日のみ、18:15よりガイダンス実施。最終日は講義終了後、懇親会を開催。
日程 |
科目 |
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10月11日(木) |
18:30~20:00 |
○ |
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20:10~21:40 |
○ |
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10月12日(金) |
18:30~20:00 |
○ |
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20:10~21:40 |
○ |
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10月13日(土) |
9:30~11:00 |
◎ |
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11:10~12:40 |
◎ |
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13:50~15:20 |
◎ |
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15:30~17:00 |
◎ |
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17:30~ |
○ |
懇親会 |