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ダイドー、関節系サプリ「ロコモプロ」を新発売 プロテオグリカン配合で高齢者市場を開拓へ [12月19日]

 ダイドードリンコは、「DyDoヘルスケア」シリーズの新商品として「ロコモプロ プロテオグリカン配合」(写真)を、2013年12月16日より通信販売限定で発売開始した。

 プロテオグリカンは、弘前大学がサケ鼻軟骨から抽出する技術を開発し、青森県の地元企業である角弘と機能性素材のサプライヤー、一丸ファルコスが量産化に成功した青森県発の機能性成分。関節の痛みや肌の保湿等に効果があるとされる糖たんぱく質で、軟骨成分を補うだけでなく、コラーゲンやヒアルロン酸の再生などに関する研究開発が進められている(関連記事)。
 「プロテオグリカンは軟骨成分の3~5%を占めている、成分として注目した(図1)。グルコサミンやコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸といった成分が関節系のサプリメントの主流となる中、高齢者をターゲットに地方発の新規成分として差別化していく」とダイドードリンコ通販事業部課長の嶋田亘克氏は狙いを話す。

dydo2.jpg 同社は、「青森県プロテオグリカンブランド推進協議会」が認証する「あおもりPGマーク」を県外大手企業で初めて商品に付与した。ロコモティブシンドローム(ロコモ)をターゲットとしたサプリメントで新たな市場開拓を目指す方針で、プロテオグリカンが注目の機能性素材になりそうだ(関連記事

古くからのダイドーファンに新しい価値を提供
 ダイドーを代表する商品である「DyDoブレンドコーヒー」は発売38年を迎え、発売当時からの主要顧客も、健康に悩みを抱える世代に差し掛かっている。また子会社の大同薬品工業では、健康・美容飲料等のドリンク剤の受託製造を手がけており、生産技術を蓄積している。
 同社では、こうした顧客基盤と生産ノウハウを生かし、健康美容分野における自社ブランドの強化を図っている。2007年に開始した飲料中心の通信販売事業を、2012年12月に健康美容分野に拡大。「DyDoヘルスケア」シリーズとして健康食品を、「DyDoきれいバランス」シリーズとして美容食品の販売を開始。現在、17種類の商品をラインアップしている。
 「ダイドーの通販顧客の特徴としてシニアの男性比率が高い。シニア男性は、女性と異なり別の商品の"ついで買い"が少なく、効果効能への評価がシビアという傾向がこの1年間で把握できた。シニアの支持を拡大するためには、配合する素材のエビデンスを重視するとともに、ツールなどを活用した分かりやすい情報提供が必要」(嶋田氏)とみる。

プロテオグリカンで高齢者男性市場を開拓
 高齢者の多くは、関節や骨に関する悩みを抱えており(図2)、QOL(生活の質)を左右する。今回、「ロコモプロ」にプロテオグリカンを配合した理由は、「古くからのダイドーファンのQOLを改善したい」(嶋田氏)との思いがある。地方発の素材として多様なエビデンスがあり、少量でも効果を発揮するので、錠剤の大きさ・数を小さく、少なくできることも決め手となった。将来的には、美容分野への拡大も検討するという。

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 「シニアの方から『従来のサプリメントは粒が大きくて飲みにくい』というニーズが多く寄せられた。プロテオグリカン採用で、関節痛だけでなく、飲みやすさというニーズにも応えることでリピートを獲得していく」(嶋田氏)と、他のメーカーが手薄な高齢者男性市場を開拓する方針だ。

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